若年技能者人材育成支援等事業（厚生労働省委託事業）

若者のものづくり離れ、技能離れがみられる中、若者が進んで技能者を目指す環境の整備や産業の基礎となる高度な技能を有する技能者の育成等が課題となっています。
厚生労働省は平成２５年度より、「若年技能者人材育成支援等事業」を推進することにより、若年技能者の人材育成、技能尊重気運の醸成等を図ることを目的とし、事業を実施しています。
徳島県技能振興コーナーでは、利用者の相談窓口として、ものづくりマイスター等の認定に係る相談等、ものづくりマイスター、ITマスター及びテックマイスターの派遣のコーディネート及び地域における技能振興事業の実施並びに連携会議の開催を主たる業務として行っています。

 

ものづくりマイスター登録のお願い

若い方々へものづくりの魅力、技能の大切さを伝える「ものづくりマイスター」
ITの魅力を伝え、情報技術に関する興味を喚起する「ものづくりマイスター（ＩＴ部門）」
ＤＸ技術を活用した生産性向上等の指導ができる「ものづくりマイスター（+ＤＸ）」　を募集しています。

登録をご希望の方は、下記の申請資格・認定要件をご確認いただき、徳島県技能振興コーナーまでお問い合わせください。

申請資格
１　応募時に、第三者からものづくりマイスターにふさわしいとして推薦を受けられること
２　認定を受けた場合、プロフィール・指導内容等の公表が可能であること
認定要件

登録後は、中小企業や工業高校等の若年技能者への「実技指導」、小中学校等で「ものづくりの魅力」を伝えるための「体験教室」等を行っていただきます。

なお、派遣先の募集、日程調整は徳島県技能振興コーナーが行います。
また、派遣時には、規定の謝金や旅費をお支払いします。

 

ものづくりマイスター認定要件

①～④までのすべての要件に該当する方が申請可能です。

ものづくりマイスター職種コード表

区分 要件
①知識・技能等 次の1～7のうち、いずれかに該当する方
  1. 技能検定 特級・一級・単一等級の技能士
  2. 技能五輪全国大会の成績優秀者（銅賞まで）
  3. 卓越した技能者（現代の名工）
  4. 高度熟練技能者※1
  5. 地方自治体が行う熟練技能者表彰・認定制度の表彰・認定を受けた方
  6. 一級または単一等級の技能検定実技試験の免除を受けた方
  7. 電工・自動車工・電気溶接について、既定の要件※2 に該当する方
②実務経験※3 認定対象職種に関する実務経験が、認定基準に定める資格取得、入賞、表彰、認定等から５年以上ある方
③実技指導経験

認定対象職種に関する実技指導経験が、認定基準に定める資格取得、入賞、表彰、認定等から３年以上ある方（②の期間と重複可）

ただし、職業訓練指導員免許保持者は免除。
④その他 技能の継承や後継者の育成に関して、意欲を持って活動する意思および能力がある方
  1. 平成10年度～平成21年度に行われた、中央職業能力開発協会の認定委員会の審査を経て認定された方
  2. 電工…第一種電気工事士免状（電気工事士法）の交付を受けた、電気機器組立て職種の特級又は一級の技能士であること
    自動車工…一級小型自動車整備士（自動車整備士技能検定規則）であること
    電気溶接…（一般社団法人）日本溶接協会が実施する全国溶接技術競技会の成績優秀者（優秀賞まで）
  3. 令和５年度までの認定申請については、経過措置として、認定要件となる資格を取得している上で、②の要件に代えて、ものづくりマイスターは実務経験年数15年以上での申請も可能。 （実務経験の起算点は入職後、認定対象職種に就いた時点となります。） ただし、指導経験年数など、新認定基準による要件を満たしていない場合、認定されないこともありますの でご留意ください。

 

ものづくりマイスター（ＩＴ部門）認定要件

①～④までのすべての要件に該当する方が申請可能です。

IT部門職種コード表

区分 要件
①知識・技能等

情報技術関連のいずれかの資格を有する方 【 職種別 主な関連資格  】

  1. 技能検定（ウェブデザイン）一級 取得者
  2. ITSS※4のスキル習熟度レベル４以上に相当する情報技術関連の資格を有すること。
  3. 技能五輪全国大会の競技職種のうち、ITネットワークシステム、ウェブデザインの成績優秀者（銅賞以上）
  4. 技能五輪国際大会の競技職種のうち、業務用ITソフトウェア・ソリューションズ、ウェブデザイン、ITネット ワークシステム管理、グラフィックデザイン、クラウドコンピューティング、サイバーセキュリティ、モバイル アプリケーション開発、3Dデジタルゲームアートの成績優秀者（敢闘賞以上）。
  5. 上記 1～3 の資格を有さない場合、技能五輪全国大会または若年者ものづくり競技大会のうち、ITマスター対象職種で銅賞以上の入賞者
②実務経験※5 認定対象職種に関する実務経験が、認定基準に定める資格取得、入賞等の時点から３年以上ある方。
③実技指導経験

認定対象職種に関する実技指導経験が、認定基準に定める資格取得、入賞等の時点から３年以上ある方（②の期間と重複可）。

ただし、職業訓練指導員免許保持者については、免除。
④その他 技能の継承や後継者の育成に関して、意欲を持って活動する意思および能力がある方
  1. ITSS（ITスキル標準）：経済産業省が定めている個人のIT関連能力を職種や専門分野ごとに明確化・体系化し IT人材に求められるスキルやキャリア（職業）を示した指標。
  2. 令和５年度までの認定申請については、経過措置として、認定要件となる資格を取得している上で、②の要件に代えて、ものづくりマイスターは実務経験年数15年以上での申請も可能。 （実務経験の起算点は入職後、認定対象職種に就いた時点となります。） ただし、指導経験年数など、新認定基準による要件を満たしていない場合、認定されないこともありますのでご留意ください。

 

ものづくりマイスター（+ＤＸ）認定要件

①の要件に該当する方が申請可能です。

区分 要件
①知識・技能等
  1. ものづくりマイスターの認定要件を満たしている方
  2. 「ＤＸ技術・知識等に関する申告書」（認定申請書別紙２）の内容が要件を満たしている方
  3. 「改善活動等実績申告書」（認定申請書別紙３）※6の内容が要件を満たしている方
  1. 特級技能士の場合は免除。

 

ものづくりマイスター等データベース

 

お問い合わせ先

徳島県技能振興コーナー（徳島県職業能力開発協会内）
TEL：088-662-1974
FAX：088-662-0303

 

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